米国株の手数料について~約定金額を1120ドル以上にするワケ

こんばんは、こばいんです。

今回は、バフェット太郎氏の著作「バカでも稼げる『米国株』高配当投資」をパラパラっと眺めていた際に見つけた次のメッセージが気になりました。

約定金額が最低でも1120ドル以上になるように投資しろ」

最初に読んだときはササっと眺めていましたが、今回は手数料について改めて再考したいと思い、記事にしました。

米国株取引手数料について(各証券会社比較)

購入手数料に関して、米国株の取扱いがあり、オンラインでの取引が可能な各証券会社の米国株取引手数料は以下のとおりです。(2018年6月現在)

証券会社 手数料(税抜)
SBI証券 約定代金の0.45%
最低手数料5米ドル ~ 手数料上限20米ドル
マネックス証券 約定代金の0.45%
最低手数料5米ドル ~ 手数料上限20米ドル
楽天証券 約定代金の0.45%
最低手数料5米ドル ~ 手数料上限20米ドル
野村ネット&コール 売買代金に応じた手数料

最低手数料2,715円(売買代金が20万円以下時)

手数料上限285,715円(売買代金が5,000万円超時)

売買代金=(現地約定価格×株数±現地手数料±現地諸経費±現地諸費用)×為替レート

三菱UFJモルガンスタンレー証券
(インターネットトレード)
約定代金に応じた手数料+現地委託手数料

約定代金×1.00%+現地委託手数料(約定代金が100万円以下時)

約定代金×0.30%+199,000円+現地委託手数料
(約定代金が1億円超時)

米国市場の現地委託手数料は現地約定金額×0.25%

ネット証券3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)に着目すると、いずれも同じ料金設定となっていることがわかります。

そして、約定金額を100万円(1万ドル)とした場合にそれぞれの証券会社にてかかる手数料は以下のようになります。

証券会社 手数料(税抜)…約定金額100万円(1万ドル)
SBI証券 2,000円(20ドル)
マネックス証券 2,000円(20ドル)
楽天証券 2,000円(20ドル)
野村ネット&コール 7,000円(※)

※1売買代金100万円で計算
売買代金=(現地約定価格×株数±現地手数料±現地諸経費±現地諸費用)×為替レート

※2為替レート:1ドル=100円

三菱UFJモルガンスタンレー証券
(インターネットトレード)
12,500円
(10,000円+2,500円(25米ドル))

比較するとネット証券3社(SBI証券、マネックス証券、楽天証券)が安価に抑えられることがわかります。

約定金額を最低でも1120ドル以上にするわけ

1120ドルの根拠は?

約定金額に関する最低推奨額1120ドルの根拠は、本では明言されていませんが、次の計算から来ていると推察されます。

5ドル ÷ 0.45%=1111ドル → キリが悪いので1120ドル

そして、この1120ドルを下回る金額で約定した場合、手数料が割高になってしまいます。

例えば、株価500ドルの企業の株式を1単位購入しようとした場合、その手数料は最低手数料である5ドルとなります。これを手数料率で考えると、

5ドル ÷ 500ドル = 1%

というわけで1%となり、0.45%より大きくなってしまいます。

いわゆる手数料負けしている状況なわけです。

日本株と比べて米国株は気軽に買えるけど、注意が必要

日本株は100株単位が基本ですので、企業によっては相当額を用意する必要があります。例えば、トヨタ自動車(7203)は株価が7500円前後ですので、トヨタ自動車の株を購入しようとするとなると、約75万円が必要になってくるわけです。

その一方、米国株は1株単位で購入可能ですので、比較的少ない資金で投資を開始することができます。しかしながら、上でも触れたとおりあまりにも少ない金額で投資すると手数料の観点で少々割を食うわけです。

最後に

バフェット太郎氏のメッセージ「約定金額が最低でも1120ドル以上になるように投資しろ」に着目して、手数料について振り返りました。

各証券会社の米国株取引手数料を調べるとともに、約定金額を1120ドル以上とする考え方について改めて整理しました。

少ない資金で購入できる米国株ですが、投資資金があまりに少ないと手数料負けしてしまう点には注意しておきたいところです。

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